どーも、富山のスケボーショップHi5 店長の稲垣です。
今日は、タイトルにあるように、普通のデッキじゃなくて、ちょっと変な形のデッキでスケートするの楽しいよねーっていうお話です。
変なデッキっていうとアレですけど、かっこ良く言うと「ファンシェイプ」って言います。
普通のスケボーのデッキって↓こんな感じです。
前も後ろも丸いです。
ファンシェイプってどんなのかっていうと、↓こういう感じ。
前がちょっととんがってて、後ろが丸い形。
別に、ファンシェイプは、前がとんがってないといけないってことはなくて、↓こういうファンシェイプもあります。
ノーズもテールもちょっと角ばっているというか、丸いところを切り落としたような、そんな形。
あとは、↓こういうのも。
ノーズが細くて、テールが広い形ですね。
ファンシェイプっていうのには、あんまりルールがなくて、「普通のデッキとはちょっと違う形」くらいで覚えておいてOKです。
よくオールドスクールデッキなんていうのも聞いたりするんですけど、あれは、文字通り「昔の形のデッキ」です。
ファンシェイプの場合、パッと見はオールドスクールデッキなんですけど、ちゃんと現代的なアレンジもされているのが特徴で、コンケーブっていう反りがちゃんとあるし、前と後ろのウィールの距離(ウィールベース)も短めなので、オーリーとかキックフリップっていう、今っぽいトリックもちゃんとできます。
そんなファンシェイプなんですが、最近、すごく人気が高まってます。その理由は、インターネットとSNSの発達です。
僕は、今年41歳なんですけど、僕らの時代のスケートボードの情報って、年に何回か発売されるVHSのビデオテープか雑誌しかなかったんですね。
だから、今現在のスタイルを追っかけるのに必死で、時代を振り返ったりっていうのことをあんまりしませんでした。
だけど、今は、インスタグラムやYouTubeのおかげで、最先端のスタイルはもちろん、昔のスタイルも同時に見られる時代です。
今の若いスケーター達は、新しいスタイルと古いスタイルっていう垣根なく、カッコイイものをどんどん取り入れるっていうのが当たり前で、そうなると「別にデッキも、昔の形の方がカッコイイし」って感じで、古いデッキでストリートのトリックをやったりする。
その流れで、オールドスクールデッキでも新しいトリックできたらクールじゃん!ということで、色んなブランドがファンシェイプを出して、その結果、ファンシェイプ大人気!という感じ。
僕も最近は、普通のデッキ以外に、ファンシェイプの太いデッキも持っているんですけど、なんか楽しいんですよ。
フリップなんかのトリックはやりにくくなるんだけど、その変わりちょっと古いトリックを楽しんだりして、自分の滑りに幅ができてくる感じがします。
ファンシェイプ人気の火付け役は、TIRED(タイレッド)というブランドで、腹が突き出たオッサン達が、一生懸命スケボーする映像が話題になりました。
おっさんになってもスケボーは本気で楽しめるっていうのが伝わってくる良いクリップですよね。
TIREDのデッキは、Hi5でも取り扱っているので、よかったらチェックしにきてくださいねー。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!今日もスケート楽しんでいきましょーーー!
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